何世紀もの間、また今日でも世界の王族たちに珍重されているものは何でしょうか?

答えはアイダーダウンの羽毛布団です。

アイダーダックはアイスランドの最北端の海岸線などに生息する特別保護対象の野鳥です。生活の大部分を海の上で過ごし、毎年4〜6月の繁殖期になると、メスのアイダーダックは胸元から羽毛約17グラムを引き抜き、それらを敷き詰めて巣を作り、大きな卵を4〜5個産み落とします。メスのアイダーダックの羽毛は、灰色でとても軽く保温性が非常に高いため、羽毛掛け布団の詰めものやダウンコートの詰め物として重宝されています。

アイダーダウンは希少価値が高く、年間収穫量は 約2,5トンに過ぎません。日本で販売されている一般的なアイダーダウン掛け布団1枚には、約1キログラムのダウンが詰められており、この量を収集するには60以上の巣から羽毛を収集する必要があります。